制作補助ツールを作れるプラグイン【ツクールMV】

ゲーム本体と同じウィンドウで起動する「もう一つのゲーム画面」を自作できるプラグインを作ってみました。

この「もう一つのゲーム画面」は、デバッグツールなど、ゲーム開発を便利にする制作補助ツールとしての役割を持たせる事を想定しています。補助ツールの作成にはツクールMVのイベントをそのまま利用するので、誰でも簡単に自作ツールを作る事ができます。

補助ツールは1つだけでなく複数呼び出す事もできます。また、親ウィンドウと子ウィンドウの相互でスクリプトを操作する事ができるので、スクリプトが得意な人はより高度な制作ツールを開発する事も可能です。

目次

自作補助ツールを呼び出すとこんな感じ

ゲーム開始と同時に、自作の補助ツールが起動します。この画像でいうと、上がゲーム本体、下が補助ツールです。

見て分かるように、補助ツールの見た目はまるっきりツクールMVで作ったゲームと同じです。だってツクールで作ってるんだもん。

見た目や大きさは各自工夫して使いやすいようにデザインして下さい。

どういう風に動作するの?

補助ツール側のイベントコマンドからゲーム本体を操作できます。つまり、補助ツールのイベントに話しかける事でゲーム本体に様々な動作をさせられるのです。例えば……

  • 文章の表示
  • ピクチャの表示
  • コモンイベントの呼び出し
  • スイッチや変数の操作
  • モンスターとの戦闘
  • キャラクターの移動

このように、補助ツール側にあらかじめよく使う動作を組み込んでおく事で、いつでもゲーム本体で指定の動作を実行させるというのがこのプラグインの主な使い方になります。

ゲーム本体側がイベント実行中の場合は?

ゲーム本体側でイベント実行中に補助ツールのイベントを実行すると、本体側で次に実行するイベントの前に、補助ツールから送信されたイベントを割り込みます。

例えば、本体側で「文章の表示」を実行中に補助ツール側で「スイッチの操作」を送信した場合は、本体側の文章終了後、スイッチが操作され、続けて本体側の残りのイベントが実行されるといった挙動になります。

補助ツール側の変数を操作したい場合は?

イベント内容をゲーム本体に送信せず、補助ツール内でイベントを実行させたい事もあると思います。そんな時は、各イベントのメモ欄に「self」と記入してみて下さい。そのイベントを実行すると補助ツール側で動作します。

補助ツールにも他のプラグインを利用できます

補助ツール自体がツクールMVで作られているので、ゲーム用のプラグインを普通に使えます。

以下に紹介するのは自分が作成したプラグインですが、このようなプラグインを利用すると自作の補助ツールを直感的に使いやすくできると思います。

プラグインの導入方法

まずは下のボタンからプラグインをダウンロードし、zipファイルを解凍してください。「PD_GameBridge.js」ファイルがプラグインです。

  1. ゲーム本体とは別に、補助ツール作成用のプロジェクトを新たに作成して下さい。それをプロジェクトフォルダごと、ゲーム本体のプロジェクトフォルダに入れます。補助ツールのフォルダ名は何でもいいのですが、プラグインの初期設定では「childWindow」としています。
  2. ゲーム本体のjs/pluginsフォルダにプラグインをコピーします。その後プラグイン管理画面からプラグインをONにし、各種パラメータを設定します。特にファイルパスは間違えないように注意して下さい。
  3. 補助ツールのマップ上にイベントを作成し、実行したいイベントコマンドを設定すれば完了です。
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