タッチでイベント実行など「トリガー拡張プラグイン」を公開!【RPGツクールMV】

目次

TriggerExtension.js』トリガー拡張プラグイン

このプラグインを導入すると、タッチでイベントを実行するなど、イベントページのトリガーを拡張できます。

イベントのページ毎に拡張トリガーを複数設定できるので、スイッチや変数と組み合わせて状況に応じたイベントを組む事ができます。

このプラグインを導入すると、タッチでイベントを実行するなど、イベントページのトリガーを拡張できます。

イベントのページ毎に拡張トリガーを複数設定できるので、スイッチや変数と組み合わせて状況に応じたイベントを組む事ができます。

更新履歴
  • ver1.2.0 2018/01/13 不具合修正&トリガー設定方法を変更。前verとの互換性はありません。
  • ver1.1.0 2017/07/12 トリガーに「タップ」を追加しました。
  • ver1.0.1 2017/06/24 プレイヤーのタッチ移動を禁止している場合にも動作するよう改良しました。

このプラグインでできること

  • タッチしたイベントのイベント内容を実行。タッチと同時に特定のスイッチや変数をONにしてから実行させる事も可能です。
  • イベントが他のイベントに接触した時にイベント内容を実行。タッチと同じくスイッチや変数をONにしてから実行させる事も可能です。相手イベントを限定できます。
  • 他のイベントからイベントに接触してきた時にイベント内容を実行。タッチと同じくスイッチや変数をONにしてから実行させる事も可能です。相手イベントを限定できます。
  • イベントが特定リージョンに接触した時にイベント内容を実行。タッチと同じくスイッチや変数をONにしてから実行させる事も可能です。
  • 上記トリガー発動時、イベント内容を実行せずスイッチだけON
  • 「決定ボタン」「プレイヤーから接触」といった通常のトリガーを無効にする

プラグインの使用方法と設定例

ツクールMVの「プラグイン管理」からこのプラグインをONにします。

プラグイントリガーを設定したいイベントページの実行内容一行目にイベントコマンド「注釈」を追加し、そこに使用したいコマンドを記入して下さい。コマンド間に改行かスペースをはさむ事で複数のコマンドを使用できます。

では、上の画像を例に説明していきます。

1行目の「注釈」に記入されたコマンドがこのイベントページに適用されます。上の画像だと、コマンド毎に改行して4つのコマンドを設定してあります。順番に見ていきましょう。

・タッチ:5
このイベントがタッチされた時、スイッチ5番をONにしてイベント内容を実行します。

・イベントに接触:8,アイテム
このイベントが「アイテム」タグの付いたイベントに接触した時、スイッチ番号8番をONにしてイベント内容を実行します。タグについては後述します。

・イベントが接触:10,敵
「敵」タグの付いたイベントがこのイベントに接触してきた時、スイッチ番号10番をONにしてイベント内容を実行します。タグについては後述します。

・タグ:プレイヤー
このイベントページに「プレイヤー」という名前のタグを割り当てます。タグは接触対象となるイベントを判断するため等に使用されます。上記の例では、他のイベントに「アイテム」「敵」といったタグを割り当てる事でトリガーの発動対象を限定しています。

なお、今回の例ではスイッチ番号や相手タグを指定していますが、全て省略する事もできます。例えば、「タッチ イベントに接触 イベントが接触」のように設定すれば、マップ上の全てのイベントと接触判定を行い、スイッチをONにせずにイベント内容を実行します。

また、スイッチ番号の部分にはセルフスイッチや変数を指定する事もできます。

タッチ:A とすれば「セルフスイッチA」をONにしてイベントを実行しますし、
タッチ:V5=10とすれば「変数5番に10を代入」してからイベントを実行します。

他にも「リージョンに接触」などのコマンドが使えますので、詳しくはプラグインヘルプをご覧下さい。

応用と注意点

このプラグインは作者がパズルゲーム企画用に制作したものです。なのでパズルゲームやRPGのダンジョンの仕掛けなどに向いていると思います。複数のイベントにトリガーを仕込んで、それぞれが相互に作用し合うような仕掛けを作る事も可能でしょう。

ただし、複数のイベントにトリガーを設定する際に一つだけ注意すべき事があります。
複数のイベントトリガーが同時に発動した場合、実行されるイベントは1つだけ」です。

これを避けるには「強制実行」コマンドを設定してみて下さい。同じフレーム内で他のイベントが実行中でもトリガーが発動するようになります。この機能を使用する際は他のイベント内容との干渉を避けるため、なるべく1フレーム以内に収まる処理だけにしておくと良いでしょう。

また、このプラグインに慣れてきたら「並列処理」イベントの中にトリガーを組み込んでみるのも面白いと思います。

並列処理の場合はもともと毎フレーム実行されるためトリガーを設定する意味は無さそうですが、トリガー毎にONにするスイッチを変えて実行内容を分岐させる事で、イベント内容を柔軟に変化させられます。並列処理に組み込む際には、コマンドの前に「#」を付加しておいて下さい。

このプラグインでどんなゲームが作れるの?

このプラグインを使用して制作したパズルゲームがありますので、少し遊んでみていただければ幸いです。

RPGアツマールの「春のパズルゲームあつまーる」という企画で制作しました。

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