✨人生を楽しむゲームデザイン✨
🎮個人ゲームクリエイター「蔦森くいな」が、ゲーム開発のかたわら、人生をゲームのように楽しく攻略していきます！🎮
悪役と言えば、ゲームはもちろん、あらゆる物語にかかせない魅力的な存在ですよね。
そんな悪役を作る方法について、簡単にお話ししたいと思います。
1. 自分の考えを見つめ直す
まず最初に、あなたが大切にしている考え方を振り返ってみましょう。
「家族を守りたい」「友達を裏切りたくない」「人の上に立ちたい」など、人それぞれ大切にしている考えがあるはずです。
その中から、一つピックアップします。
2. 自分の「正義」を文章化する
次に、その考え方をどうして大切にしているのかを文章にしてみましょう。
自分の中でそれが「正義」と思えるくらいの情熱を込めて、人に伝えられるように書きます。
この時、自分の考えが正しいと思う理由をしっかりと伝えることが大切です。
3. 正義を拡大解釈して悪役へと変える
そして、その考えを少し大げさにしてみます。
あまりにも強く主張すると、それが「悪」としての要素になります。
自分の正義を突き詰めすぎることで、他人に迷惑をかけるような悪役の誕生です。
具体的な例を挙げて考える
例として、先週の記事のテーマであった「変わり続けたい」という考えを取り上げてみましょう。
この考えを基に、変わり続けることの重要性と、それをしない人への危険性を強調していきます。
先週の記事の内容を簡単にまとめると「変わらないリスクの方が大きいから、変わり続けた方が良い」という主張でした。
この考えを、迷惑なくらい極端に拡大解釈してみます。
- 変わり続ける人間は、本人だけでなく、世界をより良い方向に導く事ができる。
- 一方、変わりたくないと考えている人間は、変われない自分を正当化するために、変わろうとする人の足を引っ張りたがるので世界の進歩にマイナスの影響をもたらす。
- この世界には変わり続ける人間しかいらない。変われない人間は排除する。
- 人々に変化を強要するデスゲームの始まりだ！
変わり続ける人だけが世界をより良くすることができると断言。
逆に、変わらない人は世界の進歩を妨げる存在として、彼らを排除すべきだという極端な結論を導き出します。
このように、理念を極端にすり替えることで、魅力的な悪役が生まれるのです。
悪役の魅力の秘密
悪役が物語の中で存在感を放つためには、彼らの背後にある「正義」や「信念」が重要です。明確な意志を持ち、それを追求することで、悪役は物語の中で輝く存在となります。
自分の大切にしている考えを元に、その考えを大げさにしてみる。
そして、その考えを突き詰めることで、悪役の魅力を最大限に引き出すことができます。
物語作りの中で、この方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。