DropboxスマートシンクとGoogleドライブファイルストリームを比較

自分はこれまで、自宅ではデスクトップPC、外出先ではノートPCを使用し、その内容を「Dropbox」を使って同期させていたのですが、ついにノートPC側のストレージ容量に限界を感じ初めたのでDropboxスマートシンクの導入を考えていました。
その過程でGoogleドライブにも同様の機能がある事を知り、実際に契約して両方とも試してみました。

目次

スマートシンクとは

通常、Dropboxなどのクラウドストレージを使用してデータを同期するには、同期するデータ量と同じだけのPCストレージ容量が必要です。

一方、Dropboxの「スマートシンク」機能を利用すると、クラウド上に存在するデータをあたかもPC内に保存されているように扱えるようになるため、PCのストレージを圧迫せずにデータを同期させる事が可能になります。

イメージとしては、PC内のエクスプローラーから直接、Dropboxに保存されたオンラインファイルを操作できるといった感じですね。

保存されたファイルを右クリックして、「ローカル」と「オンラインのみ」をファイル毎に個別に切り替える事ができます。「ローカル」は通常通りPCストレージ内にファイルが保存されますが、「オンラインのみ」にしておくとファイルはクラウドに保存され、PCストレージ容量を圧迫しません。

ちなみに、この機能を利用するにはDropboxの「Plus」以上のプランを契約する必要があるので、月々1,200円かかります。

Googleドライブにも同様の機能があり、プランによっては価格も安い

Googleドライブにも「ドライブファイルストリーム」という、スマートシンクと同様の機能があります。こちらはGoogle Workspace(旧 G Suite)の契約者限定の機能で、Business Starterプラン(30GB)で使用するなら月々680円、Business Standardプラン(2TB)なら月々1,360円です。

Google WorkspaceのBusiness Starterプラン(30GB)とDropbox Plus(2TB)では容量の違いはあるものの、ドライブファイルストリーム機能だけが目当てなら、Googleの方がDropboxよりもお安く契約する事ができます。

スマートシンクとドライブファイルストリームの違い

基本的にはどちらも同じ機能を提供しているのですが、スマートシンクの場合はこれまで利用していたDropboxフォルダをそのまま利用。ドライブファイルストリームは、PCに新たに「Gドライブ」が作成され、そこから利用という形になります。

また、これはドライブファイルストリーム独自の特徴ではありませんが、Google Workspaceを契約するとGoogleドライブ以外にもドキュメントやスプレッドシート等で様々なビジネス向け機能が利用できたり、独自ドメインでGmailが利用できるなどクラウドストレージ以外の特典が多くあります。Googleサービスを普段から利用している人にとっては便利な機能が揃っています。

転送速度やセキュリティに関しては、実際に計測していないので分かりません。ネットの情報ではGoogleの方が速いとか、企業向けなのでセキュリティに強いとか言われていますが、個人で使う分にはあんまり体感できなかったです。

で、結局どちらを選んだの?

価格や機能面で考えるとGoogleドライブファイルストリームもアリかなと思うのですが、自分は最終的にDropboxを選びました。

主な理由は、PC環境にもよるのかもしれませんが、ドライブファイルストリームで複数ファイルを参照する実行ファイルが動かなかった事。要するに、ツクールで作成中のプロジェクトファイルを開けない。ローカル設定してもダメでした(固まってPCを再起動しないと戻らない)

となると、単独で使用可能なファイルを「ドライブファイルストリーム」に置いて、プロジェクトなどの複数ファイルが必要な実行ファイルは「バックアップと同期」で同期するという方法が思いつくのですが、ここでも一つ難点が。

「バックアップと同期」では、デスクトップPCとノートPCを同時起動している場合や、片方がしばらくスリープしていた場合、復帰後もなかなかファイルが更新されません。
対策として、「PCを終了する際は必ずシャットダウンする」事を心掛ければ大丈夫ですが、大量のファイルを保存している場合は再起動後の同期がとても遅い。

少し値段は高くなりますが、Dropboxの方がアプリが安定しているなという印象を受けました。

もちろん、Google Workspaceはクラウドストレージ以外の魅力がたくさんついてきますし、価格も安いので使い方によっては便利だと思います。自分の使い方を考えて、それぞれに適したサービスを選ぶといいと思います。

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